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血流観察システムの理論 |
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東洋医学の定説によると、左手の薬指には身体の情報が集約されています。異常な血管の形、血管の周りの濁りの有無、血管や周辺の色などによって健康の度合いを目で見て観察することができるわけです。そこで、左手の薬指に特殊な液を塗布し、特定波長の可視光線を集中放射し、そこで得られる映像をモニターに写し出すことができるようにしました。 |
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自分を調べ、家族を調べ、まわりのみんなを調べているうちに、予想通り、薬指の毛細血管は、その人の血液がドロドロであるとか、サラサラであるとかいう状態によって変化していることがわかりました。また、昨日はスポーツしたとか焼肉をたくさん食べたとか、寝不足であるなどの生活習慣によって、良くも悪くも変化することや、なにか健康にいいことをすると、2週間程度で変化が表れることなどもわかってきました。
皮膚と毛細血管の間には、細胞外液という液体があります。新陳代謝がうまくいかなかったり、運動不足などによってリンパ管から排出されなくなった老廃物がこの中に蓄積される人もいます。こうなると、細胞外液が濁ってしまいますから、ヘアピンのようなカーブを見せる毛細血管が、ハッキリ見えないというような現象が起こってくる人もいます。 |
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器械製作に取り組んでから2年。2004年3月に、納得のいく器械の試作品ができました。 |